カントン包茎



カントン包茎とは?


包皮の先端が狭く本来亀頭を露出できない真性包茎が、包皮がめくれて亀頭が露出されると、亀頭の下で陰茎を締め付け、輪ゴムで強く締め付けたような状態となります。その結果、包皮はむくみ、亀頭はうっ血した状態となります。このような症状をカントン包茎(嵌頓包茎)と言います。
このようなカントンの症状になった場合、その多くは元に戻すことができず、そのまま放置した場合、むくんだ包皮やうっ血した亀頭部が壊死(血流が阻害され、その組織が死んでしまう)する可能性が高い為、外科的な処置(包茎手術など)が必要となります。

本来、このような症状を嵌頓(カントン)包茎というのですが、仮性包茎の中でも、包皮の先端にある程度の狭い部分(狭窄部)が見受けられる包茎のタイプを、一般的な仮性包茎との違いを説明する為にカントン包茎としていることも多いようです。

原因


通常幼少時のペニスの状態は包茎で、ペニスの先端は狭くなっています。この狭い部分は、第二次成長期の頃より、勃起を繰り返すうちに広げられ、亀頭は露出されるようになりますが、この過程において十分この包皮口(先端)が拡げられないと包皮先端が狭い為に亀頭を露出することが出来ない真性包茎となり、お風呂場でペニスを洗っている時や他の行為などの何らかの拍子で亀頭が露出されてしまったことが原因となります。

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